3月中旬までは「ポポ、この頃太り過ぎじゃないか? ほら、何て言ったっけ、ヘノコじゃないし、ヘビの太いの」「ヘノコは沖縄です。ツチノコでしょ」等と、気楽な話をして、ポポのおなかに赤ちゃんが居るなんて夢にも思っていなかった。
忘れもしない3月17日、赤ちゃん誕生の驚愕の朝を迎え、それ以来目まぐるしく変化する仔猫に翻弄され続け、丁度2ヶ月が経った。 エッ、2ヶ月? 20年の間違いじゃない?
この頃やっと、彼等のリズムが分ってきたが、夜中でも運動会をする事に変わりは無い。アカミもチュウトロも足つきがシッカリとして、トタタタ・・・・と物凄い勢いで走り回る。 登る、引っ掻く、潜り込む。 転がす、噛み付く、ひっくり返す。 ポポ母シャンがブーブー文句を言いながらドダダダ・・・・と追いかける。私達が寝ている時には、顔の上まで走り回る。 彼らのDVで、頭の天辺から足の先まで、飼育係と私は引っ掻き傷だらけだ。 だから、塩分濃度の高いこの辺りの温泉には、ずっとご無沙汰している。
今ではポポも本気で仔猫達と遊んでいる。 が、仔猫達はポポを避けがちだ。 「だって、お母しゃん、大きいんだもん」
でもネンネの時は、お母しゃんのふところに刺さり込んで、オッパイを吸いながら寝たがる。
猫がこんなに目まぐるしい動物だとは思っていなかった。
この子達が眠っている間、私達も仮眠しなきゃ。
アア、夜型人間になりそう・・・
ほよ村HP5月16日更新
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