2日水曜日、大泉まで母猫ポポを探しに行った帰りにI家のアツモリソウを見に立ち寄った。
お庭は花盛りだった。
これから別荘を建てようと思われる方、庭を変えようと思われる方には、とても参考になると思われるのだが、I家のお庭は木の配置がとても良いと思う。 木と木の間が広々としているので、花木が形良く、のびのびと育ち、草花も精一杯光を浴びられるようになっている。
アツモリソウは、まん丸で思っていたよりずっと愛らしかった。 私はエーデルワイスの様なフコフコと毛の生えている、動物めいた花が好きだ。 でも、アツモリソウは毛が生えていなくても動物めいて愛らしい。 平家の公達と言うより、幼子を連想させる花だ。 「盗掘が止まない訳だ」・・・などと納得してはいけない。 日本の花が大好きなシーボルトはアツモリソウを見たのだろうか。 見たとしたら、どんな名前を付けただろうか。
私は決心した。「もう、日本の花しか買わない!」
帰途、小淵沢の馬場で、子馬たちを見た。
♪ お馬の親子は仲良しこよし
いつでも一緒にポックリポックリ歩く ♪
馬を良ーく知っている人の歌だな。
今日は、暖かいというか暑い。
子馬たちの為にもポポの為にも、良い陽気が続いて欲しいものだ。 ノラの頃は、バッタの踊り食いなんかしていたであろうポポを思うと、食物連鎖のことを考えない訳にはいかない。
それにしても今年は虫が少ない。 私は虫の、特に昆虫の幼虫は嫌いだが、虫が増えるような陽気であって欲しいと、生まれて初めて願った。