日食グラスが手に入らなかった。「申し訳ありません、売り切れてしまいました。入荷の予定もありません」 そう言われても、ほぼ日本中が参加する狂乱のイベントに参加しないわけにはいかない。 飼育係が天体望遠鏡の日食観測用のレンズを引っ張り出してきた。 そんな訳で、望遠鏡を通して逆さまの日食を見ることができた。
面白かったのは、木漏れ日の日食だ。
木漏れ日が「うろこ状」から「葡萄の房状」に変わって行く。
完璧な青空なのに、目に見えて暗くなって、思いもかけず物悲しい雰囲気で金環日食のクライマックスは訪れた。
私は木漏れ日を追いかけて右往左往する。
この次は北海道で見られるそうだ。 その時私は生きているかなあ。 美人薄命って言うもの・・・。
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