飼育係に言わせりゃ日本一の高いクモの巣が、ほよ村一を誇る大杉の木から少し離れた大ヒノキに向かって張られている。 「晴れ」を寿ぐクモの喜びが伝わってくる。 なぜ、どんな風にしてあんな高いところに張ったのだろう。 獲物は来るのだろうか。 何となくカモメのジョナサンを思い出した。
人に「アホか!」っと言われようが、一見すると非生産的な事(例えばスポーツ)に情熱を傾けるのは人間だけじゃないのね。 飼育係は雑草をゴルフクラブで引っ叩きながらかるので、時に生産的だ。
キャゼがフウいている~♪・・・ロンドンオリンピックを日本の国営放送は本来の仕事を忘れて、英国の国営放送になったかのように、朝から晩まで暑苦しい放送を続けている。 暑苦しいと感じるのは私が運動音痴でスポーツに興味がないからだ。 オリンピックの代りにネットで国会の審議中継を見ている。 議員達は誰も見ていないだろうと油断して、不用意な発言をする事があるから面白い。
スポーツに興味が無いと言っても、人間離れした忍者のような競技、例えば体操、例えばトランポリン等は見ていて楽しい。 そうは言っても同じものを二度三度と見たくは無い。 NHKは同じものを一日何度流すのだろう。
スポーツといえば我が家のナデシコ、アカミに於いてはゴールキーパーに情熱を傾けている。 しょっちゅう「ねえタアちゃん、サッカーしよう!」と言ってくる。 知らん顔していると引っ掻いて誘う。 お陰で私の服は穴だらけだ。
夜は戸口までボールを運んで寝るのが慣わしだ。 寝ぼけ眼で歩くと、ボールを踏んで転びそうになる。 実に迷惑だ。
人間の子供は親が傍に居れば、その背中を見て育ってくれるが(保育者の背中じゃない。親の或いは親代わりの人の背中だ)、猫のしつけは難しい。 と言うか、私にゃ出来ない。
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