遠くの山々が何となく春めいてきた。
昨夜、花金だと言うことで、ハクビシンの花之丞が久し振りに来店した。
飼育係は余りにも長いご無沙汰の末だったので、感激してこれでもかとバナナを食べさせる。 奥さんのナスビやこどものコナスは連れて来なかった。
とても元気そうだった。 今迄、何処で何を食べていたのか、常にも増して寒い冬をひとに頼る事無く、ひたすら生きる事に専念してきたのだ。 人間以外の動物の清々しさは此処に在る。 見境無く閑な時間を作り続けた人間は退屈を紛らす手段を失うと悲惨だ・・・この冬の私の事だけどね。
でも、もうこっちのもんだ。 フキノトウが顔を出し、
スノードロップが咲き、
足元のクロッカスを蹴飛ばしそうになり、水仙が咲くのももう直ぐだ。
昨日まで寒くて外に出たく無かったのに、今日は家に入りたくない。 当然の事ながら家事はやっつけ仕事になる。
悪いか!
ほよ村HP平成25年3月18日更新虹の谷便りもご覧下さい。