♪雪は降・・・った~♪ 除雪車は来ない~♪
「雪が少なくて物足りない」なんて言ってたものだから「それじゃあ降ってやろうじゃネエか」とばかりに、ドワっと降った。 60センチ以上降った。
雪うさぎを作って、「フム、孫のふう千代ちゃんに似てるワイ」と思いながら「かまくら」に入れてみた。
その「かまくら」が見る見る内に大きくなっていく。
小鳥達は常にも増して大勢、次から次へとヒマワリの種を求めてやって来る。
その内、姫ネズミまで、決死の覚悟で現れた。 猫達の興奮のしようったらない。 目の前をチョロチョロするのにガラス戸が邪魔で捕まえられない。 地団駄を踏んでいる。
松の枝は大きな房咲きの花のようになった。
こぶしの木は満開の桜より美しい。
ドイツトウヒのグリンダは白いレースのドレスで魔法を掛けている。
時々、雪の重さに耐え切れなくなったヒノキの枝からふわーっと雪の滝が舞い落ちる。
ピーピーとひよどりが飛んでいく。
雪は、その内止む。 その内融ける。 薪ストーブの火を見ながら静かに待とう。
問題は、こういう大人な態度が何時まで続くかだわね。
アッ、サツマイモ買っておけば良かったナ。
おまけ
かまくらとテンの抜け穴
クリとコクリ
9日8時半の大檜と白樺と大杉