今年もアナグマ母さんのシメジが赤ちゃんを二匹連れて来た。
シメジは害獣駆除騒ぎで足を引き摺っているというのに、子どもを何匹も育てて来た「肝っ玉母さん」だ。
日向山のアナグマ社会は「少子化問題、何処吹く風」だろう。
二匹の赤ちゃんはそれぞれ、飼育係の右足と左足を鼻で検査して納得したらしい。
そこで、名前は「ひだり」と「みぎ」・・・「ひーちゃん」と「みーちゃん」という事になった。
別に「える(L)」と「あーる(R)]でも良いんだけど、日本アナグマは日本人に似て、誇りを傷つけられない限り、実に穏やかな性格だから、日本名を付けたい。 ちなみに、彼らはイザとなったら攻撃出来る、穴掘りで鍛えた鋭い爪と、サワガニをもバリバリ食べる鋭い歯を持っている。
台風は明日こちらに来るらしい。
このところズーっと日本中の空のバケツがひっくり返っているから、野生動物達も大変だろう。
赤ちゃん達はシメジの「ウマ」を興味はあっても欲しがらない。 まだおっぱいを飲んでいるのだろう。 何でも食べるようになるまでもう少しの辛抱だ。 シメジ母さん、頑張れ!!!
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