今朝も暗いうちから、ザーザー降り中をクリちゃんとタン太が濡れテン、濡れタヌキになってやってきた。もう少しすれば天気予報じゃ雨が止むはずなのに・・・。この子たちは夜行性だから、ずっと雨の中を食べ物を求めて歩き回っていたに違い無い。彼らはいつも辛いことをサラリと受け流して生きている。
(多分)夜中から降っていた雨が止んだので、長靴を履いて庭を歩いてみた。今日は庭に咲く地元の草を探してみよう。
オカトラノオが沢山咲いている。 いわゆる雑草だから、雨が降ろうが槍が降ろうが元気だ。
草連玉も沢山咲き始めた。我が家は湿地もあるから、こんな雑草も咲く。
ホタルブクロも雨など物ともせずに咲いている。
植物も動物も野生は強い。
人は自分にこれといった辛い事が無くても他人の事で嘆いたり怒ったりする。世の中の事は天気予報のように「情報を得た」とサラリと処理する事って中々できないものだ。
マリーアントワネットの「パンが無ければケーキを食べればいいじゃ無い」のセリフに、私のように「あはは・・・さすがお姫様」と笑う人と「何て事を言う!」と怒る人がいる。怒る人は「結果の平等」を求める人だ。結果の平等を求める人は、長者番付で一番になるまで満足しない。
で、以前も書いた事があるが、日本は自由と機会の平等を希求する社会だ。飢えと寒さから解放された豊かな日本で、他人の、例えば総理大臣の贅沢を怒る人って、結果の平等主義者で、少し不幸なのかなと思う。