山梨の地方テレビ局がうた声クラブを取材に来た。
皆、テレビ局の人は殆ど眼中に無い。私なんぞ、代表がいつもより早くきているのを怪訝に思って訊ねたくらいだ。「いや、テレビが来るというから・・・」というのを聞いて、納得した。一応、代表だからね。言われてみれば場違いの若者が目の前を通り過ぎてゆく。他の皆は、世慣れた爺さん婆さんばかりだからいつものように自然体だ。
時期が時期だけにクリスマスソングを幾つか歌った。
局側の人が先生に「お正月に放送予定なので、何かお正月の歌を・・・。」とお願いしている。そんな注文にもたちどころに答えられるのが日本人だ。日本ほど季節にあった歌を殆どの国民が何曲も歌える国は、そうざらには無いだろう。それもこれも宗教や思想に寛大というか大雑把というか自由というか・・・な国民性のおかげじゃ無いかな。
「もう幾つ寝るとお正月🎶」と歌っていたら、暮れに新しい羽子板を買ってもらったのが嬉しかったのを思い出した。