庭の花がすっかり無くなって、平地では霜が降りているのに、コンギクはひとり嫣然と微笑んでいる。 花期も長いし、強いし美しいしで、やっぱり日本の庭には日本の花が良いのかな。 そうは言っても、デルフィニュームやルピナスなどの華やかな西洋の花も捨てがたい。 心はちぢに乱れる。 冬の間、花のカタログを見ながら来年の庭のプランを立てるのはとても楽しいけれど、思い通りに行ったためしが無い。 西洋の、それも日照をかなり必要とする花をどうしても植えたくなるからだ。 我ながらどうして懲りないんだろうと思う。 私の場合、少なくともガーデニングに関する限り、経験が経験にならない。 それでも、来年こそは!!!