日陰の花が元気だ。 特にドクダミ。
色見本で「白」と言ったらこの色だろうというような真っ白だ。 庭は木が多くて日陰な上に、毎日曇り空だから、いやがうえにもドクダミ達も私も張り切る。 私なんかヘトヘトで、毎晩八時前後に眠くなる。 春に芽が出てきた頃から随分間引いたけど、増えまくっている。 綺麗だ。 今年こそ、花が終わったら容赦なく抜こう。 毎年、容赦なく抜こうと思って、咲くと綺麗だから、ついつい大量に残してしまう花がいくつかある。 ドクダミや、サワギキョウの仲間の宿根ロベリア等々。 でも、庭全体のバランスというものがある。 お菓子を「美味しいから、もう一つ位いいかな」と思って、その蓄積がメタボという結果を呼ぶに似ている。 この性格を何とかしなきゃ。 何ともならないか。
夜明け前にタン太、シメジ、クルミの順でやって来た。 タン太は食べている間キョトキョトしないし、シメジは飼育係の膝の上にゆったりと座るし、三者三様以前のようになった。 野生動物は切り替えが早い。 私もドンコのことは何も考えず、待つだけにしよう。 何にも考えないのは得意だ。 待てば海路の日和あり。