何を隠そう、私は主婦だ。 それも、この道40年のベテランだ。 にも拘らず、亡き母をして「この家は、何時も引越ししてきたばかりみたい」と言わしめた程の掃除下手で、創作料理らしきものを作ると「カリスマ性が無え」とヤンワリ子供たちに否定される程の料理下手な私は、アンケート等で「主婦です」と宣言する度に、やや、良心が痛む。 家族は皆、間髪をいれず「そうだろう」とハモるに違いない。 私の家庭に於ける唯一の存在理由は「あんな風でも元気に生きている」と思ってもらう事に在ると、ここはもう開き直るしかない。 そこで、せめて元気が続くよう、メタボを克服する事にした。 「転ばぬ先の杖」だ。
先ず、朝食だけバナナと水という、流行のバナナダイエット。 これは続けられそうな気がする。
でもバナナ好きのシメジのプックリ振りを見るとねー。 私がシメジを見て「太っている」と言うと、気のせいか「アンタに言われたか無いわよ」という目つきをする。 兎に角、この秋は「大福オバサンからカリントオバサンへ」がテーマだ。 問題は運動量だ。 ウィーフィットも見てるだけじゃ駄目だ。 そして、雨が止んだら山を歩こう。 スレンダーな友人が、一日一万歩を歩いている。 私はせめて、一日千歩で。 謙虚だなあ。 それにしても蕎麦の花が咲く頃になると、毎年、こんなことを言っている気がする。 子供の頃信州で育ったので、お蕎麦が好きだ。